
【実録・福祉編⑤】「ただのオシャレ」から「泥臭い直結導線」へ。LPと詳細LPの構造を根本から変えた話
2026年08月26日 14:30
カルーセル(スワイプ型UI)のLPがどれだけ綺麗に作れても、その先にある詳細ページへのクリック数がまさかの「ゼロ」に終わるという痛烈な挫折――。
この現実を受け入れ、私たちは「自己満足のオシャレなWebページ」という殻を完全に脱ぎ捨てました。そして、見込み客である福祉施設の経営者や管理者を、迷う暇なくスムーズにコンバージョン(問い合わせ・アクション)へと連れていくための「新しいLPから詳細LPへの導線設計」へと大改革を断行したのです。
1. 「分断された2ステップ」の何がダメだったのか?
これまでの失敗を振り返ると、私たちの設計には構造的な欠陥がありました。
今までの失敗パターン:
ファーストビューやカルーセル(LP)で「お役立ち情報やサービス概要」をスマートに伝える。
最後に「さらに詳しい情報はこちら」というリンクを置き、別の「詳細LP」へと飛ばそうとする。
ユーザーの心理:
「なるほどね」と読んだはいいものの、わざわざ別のページ(詳細LP)に移動してまで情報を読み直す気力が湧かない。ページを切り替える瞬間に発生する「めんどくささ(心理的ハードル)」によって、指がピタッと止まってしまう。
つまり、「LPを見せて、納得したら詳細LPへ移動してもらう」という別々のページをまたぐ導線そのものが、忙しい福祉の現場のスピード感にまったく合っていなかったのです。
2. 「LPと詳細LPの境界線」をブチ壊し、一本の太い動線へ
この課題をクリアするため、私たちはLPと詳細LPの構造を根本から見直し、次のような「泥臭くてシームレスな一本道の導線」へと再構築しました。
① カルーセルやファーストビューで「結論と痛み」をダイレクトに突き刺す
オシャレなイラストや無駄な装飾を削ぎ落とし、スマホの画面を開いた瞬間に「福祉現場の電話地獄をどう解決するか」の核心をズバッと文字と図解で提示する。
② 別ページへの「移動」ではなく「同じ画面内での深化」へ
ユーザーに「別のページへ移動する(リンクを踏む)」という面倒なアクションをさせない。スクロールの延長線上や、カルーセルの自然な流木のまま、「料金プラン」「導入の流れ」「実際の音声サンプル」といった詳細情報が目の前に次々と現れる縦長の一貫構造に統合した。
③ アクションボタンの「意味と位置」の徹底的な最適化
スマホの親指が自然に、かつ絶対に触れる位置に、「資料請求はこちら」や「まずは自動音声のサンプルを聞く」といった迷いのない巨大なコンバージョンボタンを常設。タップした瞬間にストレスなく次のアクションへ進めるようにした。
3. 「見せるためのページ」から「動かすための仕組み」へ
LPをどれほど美しく飾っても、お客様が動いてくれなければビジネス上の意味はゼロです。
今回の構造改革によって、私たちは「いかに情報を綺麗に見せるか」という発想から、「いかにユーザーの迷いを消し、スマホの親指を自然にタップの行動へ導くか」という本質的な導線設計へと完全にシフトすることができました。
オシャレな飾りをすべて脱ぎ捨て、泥臭く、しかし限りなくスマートに最適化された新しい導線。 この改修を経たLPを武器に、私たちは再び福祉業界へのリベンジマッチへと挑みます。失敗から這い上がった先にあるリアルな数字の変化とは……? 実録はさらに熱を帯びていきます!