なぜ今、あえてFAXDMなのか?失敗から見えた「紙とデジタル」の新しい可能性

【速報】3,274件送ってみたら、送信失敗率23.9%。FAXDMの「届く」と「反応する」は別問題だった

【速報】3,274件送ってみたら、送信失敗率23.9%。FAXDMの「届く」と「反応する」は別問題だった

2026年08月26日 20:49

「今回のFAXDMは過去最悪の数字になりました」 そんな言葉を聞くと、多くの人は「失敗したから隠したい」「なかったことにしたい」と思うはずです。しかし、私たちが実践している「まかせてFAXDM」のポリシーにおいて、都合の悪い数字を隠すことは最大のタブーです。

2026年8月25日11:30に実施した、清掃スタッフ募集を目的とした九州拡大配信(一部地域除く)のリアルな速報データが手に入りました。

現時点で判明している「確定している事実」と、まだ慎重に精査している「検証中の数字」を包み隠さず公開します。

1. 配信概要と「過去最悪の送信失敗率」【確定データ】

まずは、今回の配信におけるインプットの全体像です。ここは推測を交えない確定した数字となります。

  • 送信日時:2026年8月25日 11:30

  • 送信件数:3,274件(※熊本県内の542件は地震の影響を考慮し、送信対象から除外)

  • 送信失敗率23.9%

  • 実質配信数(着信数):約2,490件

  • UTMパラメータ:本配信から正式運用開始 (utm_source=faxdm&utm_medium=qrcode&utm_campaign=clean0825)

ここでまず直視しなければならないのが、送信失敗率「23.9%」という数字です。自社のFAXDM運用において、これは過去最悪の失敗率と言わざるを得ません。

現時点では、送信失敗の具体的な原因までは確定していません。リストの状態やFAX番号の有効性、通信状況など、複数の可能性を含めて今後精査します。

ここで重要なのは「FAXが届かなかった問題(送信失敗)」と「届いた後にLPへ来てくれたかどうか(原稿・反応率)」を混同しないことです。 届かなかった原因と、届いた後の反応は、まったく別のレイヤーとして切り分けて検証しなければなりません。

2. LPアクセスと反応について【現在検証中】

実際に配信された実質配信数(約2,490件)に対して、受け皿となるスマホ最適化LPへのアクセスがどう動いているのか。現時点で確認できている速報値は以下の通りです。

  • GA4データ:アクティブユーザー2人、表示回数4件

数字の上だけで見れば、実質配信数に対して約0.08%という計算になりますが、現時点ではこの0.08%を確定した「閲覧率」として断定することはしません。

その理由は以下の通りです。

  1. 8/19分に実施した別のアクセスのデータが混入している可能性が否定できない。

  2. GA4とMicrosoft Clarityの集計条件やセッションの定義をさらに厳密に精査する必要がある。

  3. UTMパラメータの本格運用を開始した直後であるため、データの切り分けを慎重に行うフェーズである。

「数字が出たから即座に大成功、あるいは大失敗」と飛びつくのではなく、データの正確性を担保するための検証途上にあります。

3. Microsoft Clarityで観測されたリアルな足音【観測事実】

行動分析ツールであるMicrosoft Clarityのログを見ると、UTMパラメータが付与されたセッションを含め、ユーザーの具体的な動きが観測されています。

  • UTM付き経由のセッション:9セッション確認

  • UTMなしのセッション:4セッション確認(うち1件はBing検索経由を確認)

  • 挙動の傾向:クリック数が0件のまま(ページを開いてすぐに離脱したと思われる)セッションが半数近く存在

FAXDMからの流入と考えられるアクセスが実際に発生していることは確認できています(UTM付きURLへのアクセスが確認されています)。 なお、ここで確認されているセッション数をそのまま「ユニークユーザー数」と同義として扱うことはせず、GA4のユーザー数との違いにも注意を払っています。

4. 問い合わせ状況について

  • 8月26日時点問い合わせ 0件

配信からまだ1日程度しか経過していないため、現時点で「問い合わせが0件だから今回のFAXDMは失敗だった」と結論づけることはしません。

焦って施策を全否定するのではなく、インフラがどう稼働し、ユーザーがどこで迷い、どこで離脱しているのかを冷静に観察するタイミングです。

5. 今回の検証から学ぶべき本質

今回の九州拡大配信において、私たちは「送信失敗率23.9%」という痛い数字に直面しました。しかし、ここで感情的に「ダメだ」と決めつけるのではなく、まかせてFAXDMの基本思想に則って問題を細かく分解しています。

  1. FAXが届かなかった問題 → 送信失敗率23.9%(多角的に原因を精査中)

  2. LPへ来たかどうか → 現在データを慎重に検証中

  3. LPに来た人がどう行動したか → Clarityのセッションと離脱を観測

  4. 問い合わせにつながったか → 8/26時点では0件(継続追跡中)

まだ確定していない未確定の数字を、あたかも確定した事実のように見せないこと。 悪い数字を出すこと以上に、この姿勢を守るほうがはるかに重要です。

【お知らせ】 この記事は「速報版」として公開しています。 送信件数・送信失敗率など、確定しているデータはそのまま掲載しています。一方、LPアクセスについては、GA4・Clarityのデータを精査しながら検証を続けています。

今後、問い合わせ状況を含めて継続的にデータを追跡し、結果が確定した段階でこの記事を更新・追記します。 結果が良くても、悪くても、都合のいい数字だけを選ばず、検証した事実を記録していきます。