
FAXDM会社のサポートは当てにならない。そこにあったのは「20年前の古いやり方」だった
2026年08月26日 15:30
「FAXDMで新規開拓を始めたいのですが、どういう原稿を作ればいいですか?」
「反応率を上げるためのアドバイスをくれませんか?」
そう思ってFAXDMの配信代行業者のサポート窓口に連絡したことがある方なら、誰もが一度は強烈な違和感や、言い知らぬ絶望感を味わったことがあるのではないでしょうか。
返ってくるのは、マニュアルをそのまま読み上げたような型通りの返答。 そして、差し出されるアドバイスといえば――驚くことに、「文字をミッチリ詰め込んだA4縦の原稿」「とりあえず自社のPRを大きく載せる構成」「リストの業種を絞らずに数で勝負する発想」といった、令和の現代においては時代遅れどころか、クレームを誘発しかねない20年前の古いやり方そのものだったのです。
1. なぜ、FAXDM会社のサポートは頼りにならないのか?
多くのFAXDM代行業者は、あくまで「紙を印刷して、一斉に送信するためのインフラ(配信システム)」を売る会社です。
彼らのビジネスモデルの本質は、「いかに多くの枚数をスムーズに送り、配信手数料を稼ぐか」にあります。つまり、「送った先のお客様がそのあとどう反応するか」「スマホのLPで離脱せずにコンバージョンしたかどうか」といった、本当の意味でのマーケティングの成否には、構造的に関心が薄いのです。
そのため、サポート窓口に相談しても返ってくるのは次のような「昭和〜平成初期の遺物」のようなアドバイスばかりです。
「とにかく情報を隙間なく文字で埋め尽くせ」 → スマホを片手に忙しく働く今の経営者たちが、文字だらけの紙など一秒でゴミ箱に捨てるという現実を分かっていない。
「A4縦のレイアウトで、会社概要を大きく載せましょう」 → オフィスのFAXから紙を抜き取る瞬間、人間は「縦の紙」を直感的に読むようにはできていない。横レイアウトの視認性の高さや、スマホへの導線設計という視点が完全に抜け落ちている。
「数打てば当たる。リストは細かく絞らず広範に送りましょう」 → ターゲットの痛みに刺さらない的外れなDMを大量に送ることは、自社の信頼をすり減らし、単なる「迷惑FAX」としてクレームを生むだけである。
2. 代行業者の「お墨付き」を信じて撃沈した過去
私たちも、初期の頃はこの代行業者のサポートや一般的なテンプレートをうのみにして配信を行い、見事に大撃沈を経験しました。
「業者の言う通りにびっしり文字を書いたのに、反応が全くない……」 「サポートのおすすめ通りに送ったのに、問い合わせはゼロどころか、クレームの電話が数件入った……」
そこで痛感したのは、「配信のプロ(インフラ屋)と、マーケティングのプロ(仕掛け人)は全く別物である」という冷徹な事実でした。
代行業者のサポートは、私たちが新しい時代に合わせて進化させるための知恵を貸してはくれません。彼らの古いマニュアルを信じている限り、いつまで経っても「ゴミ箱行きになる紙」に予算をドブに捨て続けることになります。
3. 古いやり方を捨て、自分たちで「実践と検証」を回すしかない
FAXDM会社のサポートが当てにならないと気づいた日から、私たちはすべてを自分たちの手による「リアルな実践データ」ベースに切り替えました。
紙のレイアウトは、一目で要点が飛び込んでくる「A4横レイアウト」を自ら追求する。
紙で終わらせず、スマホで即座にアクセスできるQRコードと、見栄えを捨てた「ヘッダー追従リンク付きのシームレスな新LP」を自社で構築する。
電話対応の負担を根本からなくすために、自動音声応答(DX Phone)の動線をセットで組み込む。
葬儀業界、福祉業界、そして九州全域の清掃業界(3,274件)に至るまで、泥臭い失敗と検証を自らの手で回し、データを血肉に変えていく。
20年前の古いやり方に頼るのをやめたとき、FAXDMは単なる「古い宣伝ツール」から、「狙ったターゲットのスマホを直接鳴らし、確実に行動へ導く最強のBtoBマーケティング手法」へと劇的に生まれ変わりました。
他人の古いマニュアルに頼るな。信じられるのは、現場の泥臭いデータと、自分たちの試行錯誤だけです。